マインドセット

今の仕事の将来が不安すぎて、という人に必要なたった1つのこと

今の仕事を続けていって将来どうなるのか。漠然とした不安を抱えている人へ。

僕も同じように悩んでいた時期がありました。将来は不安なんだけど、でも動けない。今はただ目の前の仕事に向かって働いているだけ、という現状。

時間が経過するごとに焦りは大きくなるばかり。それでもやっぱり不安をなくそうと動いたり解決したりと言った具体的な行動には出られない。

不安に思うことは全く悪いことじゃありません。むしろ危機感を背負って何かが生まれる直前の状態ということが出来ます。そんなあなたが一歩前に進むにはどうしたらいいのか、不安だと思っている人に必要なのは、不安をそのままにせず自分を「知ること」です。

「最初の一歩」を踏み出す一つになってくれたらと思いまとめました。

なぜ今の仕事の将来が不安なのか?その理由は?

毎日仕事をしていて、ふと「このままでいいんだろうか」と不安になることは誰しもあると思います。

大事なのは「なぜ不安なのか?」「何にモヤモヤしているのか?」を自分で理解すること。全てはそこから始まります。

今の仕事の給料が不安?

数年も同じ会社に勤務すれば、勤務体制と給与体系が何となく分かってきますよね。

だいたいは年に1回の昇給で昇給額はこれくらい。それを見た時点で、将来の稼ぎまでなんとなく分かるものです。

新卒でこれくらい、じゃあ5年後は?10年後は?役職アリ?なし?

先輩の話しを聞いたり、上司の仕事ぶりを見たりして感じることも多々あるでしょう。そういう毎日を過ごせば自分の会社での将来も想像がつきますよね。

でも給料は簡単に爆上がりするものじゃないってのは分かりきっています。

でも今の会社に入ったのはこの会社で自分が使えるスキルがあったり、仕事内容に興味があるからだと思うんですよね。

好きで続けていきたい仕事だけど、現実問題は給料が安くて・・・。今は暮らせているけど結婚したり子供が増えたりしたらと思うと「不安」に思うのは当然です。

会社の将来が不安?

働いている本人は一番身近で感じやすい会社の業績。

倒産のニュースを見たり、自分の会社の業績が下がっていると分かれば、「もしかしたら近い将来、この会社がどうなるか分からない」といった「不安」が出てきます。

大手有名企業に入社して、これからも需要がありそうな分野であれば少しは展望も明るいかもしれませんが・・・、誰もがそいういう仕事に就いているわけじゃありません。

今では大手だからといって必ずしも安泰とは限りませんよね。

新しく起業した会社が10年後も生き残っている確率が6%と書かれていることが多いですが、6%って低すぎる!と思いませんか?

そんな数字とは関係なく、これからの時代に長く生き残る会社が一体どれくらいあるのか?ってところは誰にも分かりませんよね。

給料やボーナスから考えても、会社がいつまで続くのか「不安」に思うのは当然。ずっと先の未来までの見通しは一社員からしたら見えませんから。

今の仕事が体力的にきつい?

会社がどうとか給料がどうとか言う前に、今の激務を定年まで続けるのか?毎日疲れたままこの先もずっと働き続けるの?と「自分」に不安になることもあります。

3人に1人がガンになる時代とか言われていますし、定年まで働き続けられる保障もない。

結婚したらさらにその不安は大きくなり、子供ができたらさらにさらに大きくなる。

今は大丈夫だけど、40歳を超えたらどうなる?僕の場合は先輩が仕事の疲労から入院したことを聞いて、急に自分ごとのように怖くなったこともありました。

漠然とした不安は襲ってくるものの、その根っこはなんなのか。そこが明らかにならないと不安を解消する方法は見えてこないと思うんです。

でも不安に思うことは悪いことじゃありません。むしろ死ぬまで一生ついてくるものだと理解したほうが楽になるはずです。

不安は成長したいと願う合図

不安ってどこから出てくるのか?それは「ちゃんと今を考えているから」ここだと思います。

ある本の中で、不安とはなんなのかを書いていたのですが、僕はその言葉にとても納得したというか勇気をもらえました。

知性と勇敢さが強いほど、よりくっきりと映し出される影が不安の正体である。

つまり不安とは、未来を見通す力が高くて行動力のある人ほど必ず持ち合わせているものだ、ということじゃないでしょうか。めちゃくちゃスゴイと思う人でも、大きな不安を抱えているんだと思えたら自分も頑張れるじゃないですか。

逆に、

例えばまったく今の現状を不安に思わない人がいたとします。そういう人を見たらあなたはどう思うでしょうか?僕なら

「幸せな人だな」

ですかね・・・。

これ、悪い意味でです。

現状に満足していて、そのまま毎日を過ごす。ノーストレスでいいかもしれません。でも「思考」とか「新発見」とかを完全に置き去りにしてただそこに留まっているだけと捉えることも出来ます。

不安に思うから「変えたい」とか「なんとかしなきゃ」と思うわけです。それは総合的な情報から今の自分を客観視できてるってことじゃないでしょうか。

不安は自分が「成長したいと願う合図」なんです。

成長できれば、すくなくとも今の場所で動かない現状を変えることができる。その場に立ち止まっているよりよっぽどいいですよね。

まずは自分の中にある「不安」はいい方向へ向かう「原動力」になるものなんだと意識することが大事です。それが一生ついてくる・・・。この原動力をもとにして人生を楽しいものにしていくって考えられたらワクワクしてきませんか?

今の仕事の将来が不安すぎて、という人に必要なたった1つのこと

じゃあ不安を原動力にして具体的にはどういう行動をしていけばいいの?

「仕事の将来が不安すぎる」人に必要なのは「知ること」と冒頭でも紹介しましたが、

「自分の中の不安の正体」を知ること

「不安は原動力になる」を知ること

「会社や仕事について」もっと知ること

自分の中の不安の正体を明らかにして、その不安を原動力にする。実際に行動力をつけるというところまではいいとして、最後に

「会社や仕事について」もっと知ること。です。

会社や仕事についてもっと知ること

これってどういうことなのか一言でいうと「学ぶこと」です。「勉強」

僕は会社を辞めるときに上司から「人間死ぬまで勉強」という言葉をもらったのをすごくよく覚えています。

その時は25歳くらいで、正直言葉の真意は分かっていなかったと思います。

これはアメリカの自動車王「ヘンリー・フォード」の言葉。僕はこの言葉が大好きです。

二十歳であろうが八十歳であろうが、学ぶことをやめた者は老人である。学び続ける者はいつまでも若い。人生で一番大切なことは、若い精神を持ち続けることだ。 ヘンリー・フォード

この言葉を「今の仕事の将来が不安すぎる」という自分に置き換えて考えてみると

不安に打ち勝ち、現状を打破するために、今の仕事や会社をもっと理解して学びを深めるべき。もっと身近なものに置き換えると

  • 同期のあいつはなぜあんなに仕事ができるんだろうか?
  • 先輩の判断力の速さと正確さってなんであんなにスゴいんだろう?
  • こんな独創的なアイデア、一体どこから出てくるんだろう?

 

こんな感じで自分の周囲から少しずつ学びを深めていくことって大事だと思います。むしろ突然難しいことはできないので、自分の近くから手を付けていくしかありません。

そしてそれができたらもっと「外」に学びの範囲を広げていきます。

  • 会社の給料が不安なのは、収入源をその一つだけにしているから。給料は上がりにくいし、仕組み自体がそうなっていると「知る」ことができれば、もっと違う収入源を確保していく必要があると動くことができる。

 

 

  • 会社の将来が不安であれば、今のうちに別のスキルを磨いておく。スキルを磨くにも時間とお金が必要と「知る」ことができれば、それを解決するために行動し始めることができる。

 

  • 今の仕事が体力的にきついのであれば、休日に体力作りするなり、勤務体系の都合がつく会社に転職するなり、体力を考えた上で職業を選び直すなどの考えが出てくる。

 

これはほんの一例です。

今の仕事だけを見ていてはいけない

今の仕事を目指して大学にはいり、勉強して、面接も通って入社したという人もたくさんいますよね。

でも「今の仕事」だけに固執して働いていくのは、時代性とちょっと違うというのは多くの人がうすうす感じているハズ。

以前、世界のお偉いさんが集まるという会議でこんなことが話されていたのを知っている人は結構いるんじゃないでしょうか。

今の子供たちの 65%は、大学卒業時に、今は存在していない職業に就く

今後 10~20 年で、雇用者の約 47%の仕事が自動化される

引用元:教職員等の指導体制の在り方に関する懇談会提言

これは2015年のデータなので、新しい職業が続々と生まれてくる社会はすぐそこまで来ていることになります。

実際に数年前までなかった今の新しい職業といえば「YouTuber」が分かりやすいですよね。

今までにない稼ぎ方をする子どもたちが、これからはどんどん増えてくることになります。それをただ見過ごすだけなのか、自分も新しい波に乗りに行こうとするのか。

選ぶのは自由ですが、僕は学びを止めることなくこれからも新しいことを取り入れて自分を成長させていきたいと思います。なにより楽しそうですからね^^

まとめ

今の仕事の将来が不安すぎて、という人に必要なのは「知ること」

「自分の中の不安の正体」を知ること

「不安は原動力になる」を知ること

「会社や仕事について」もっと知ること

僕はこのことを知ったときに、悩んでいる時間はないと直感しました。

なにかに夢中になったり、学びながら成長を実感することで初めて不安が低減されていく感覚になります。

ただ「不安」ってどこまでいっても無くならないので、それをうまく原動力にしながら人生までも楽しんでいけたらいいですね。

 

仕事一辺倒の普通の会社員だった僕が
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