僕は読書が苦手です。それでも知識を得るのに本ほどいいものは無いと思っています。
ただ時間がかかることなので、何日にも分けて読むとダレてきちゃうんですよね。そんなときに本屋さんで出会った本が「瞬読」
キャッチーな言葉でこう書かれていました。
1冊3分で読めて99%忘れない読書術
1冊3分て・・・、立ち読みできるレベルじゃん!と思いますよね。
読書を続けていきたい僕にこれだけ効率がいいことはない!と思いすぐにレジで購入しました。
にわかに信じがたい内容ですが、これをマスターしたい!と本気で思ったので体験会にも行ってきました。
今回は
- 瞬読とは?
- 瞬読の方法
- 瞬読体験会
- 瞬読体験した感想や評判
この4点をまとめました。
瞬読とは?
本屋さんでこの本を見つけ、速攻で買いましたw
僕は今まで速読法を一切試したことはありません。それどころか本を読む習慣さえありませんでした。
しかし今からでも学びたい意欲はあるので、これから本を読んでいこう!と思った矢先にこの本を見つけたんです。
この本を読んでみると、内容は知っていることを書いていました。
瞬読、本の内容は?
本を早く読む方法について書かれているのですが、その根本にある考え方は「脳の使い方」という視点でした。
人は生活しているうえで左脳をよく働かせている、瞬読をする際には右脳を使って読みましょう!と、結論を言ってしまえばこうです。
左脳は話す、書く、計算など論理的な働きをするもので、人が意識して出来ることの多くは左脳に支配されています。
一方で右脳は、ひらめきや芸術、創造、空間把握など意識しない出来ない、深い所を司っています。
そして右脳を使って読めるようになると、早くて1冊3分、遅くとも10分で読めるようになるというんですね。
脳の発達が著しい子供のうちにこの右脳読みが出来るようになると、こういった神業的な読み方も出来ると力説しています。
これぞまさに字のごとく、瞬読ですね。
おじさんには、全部の文字が頭に入ってきているとは到底思えませんが・・・。それだけ子供の脳は未知数だということも表しているのだと思います。
瞬読の著者について
瞬読の著者は山中恵美子さん。
山中さんは4歳の時に珠算検定4級を取得し、すでに2桁×2桁の数字の暗算ができていたというんだから驚きです。
そういった経験もあり、珠算教室をやられていたそうです。その後学習塾を開講し、子供の教育に長年携われてきたということでした。
山中さんが常々疑問に思っていたこと「子供の脳って一体どうなっているんだろう?」
これが発端となり、右脳を使った読書法を編み出したそうです。
瞬読の本の中には、どうやって右脳を使うのか、その方法が書かれています。
そして本を読むと、後半には練習できるページもついています。ただもっと知りたい!と思った僕は、瞬読の体験講座が開かれているということで、さっそく体験してきました。
瞬読体験会に行ってみた!
本を買ったのが1月4日。次の日には瞬読の体験会に申し込んでいました。
そして1月6日に3時間の体験会に行ってきました。ちなみに体験会費用は1万円です。
日曜日に浜松町へ。まだ仕事始めの前の日曜ということで車も人もほとんどいませんでした。
瞬読の体験会中の撮影や録音は禁止となっていました。簡単にその内容を説明していきますね。
瞬読体験会の内容
瞬読体験会は約2時間ほど行われました。全体の流れはこんな感じ。
- 瞬読とは?
- 自分が1分間に読める文字数のテスト
- パソコンを使って瞬読トレーニング
- トレーニング後にどれくらい読む量が変わったか測定
瞬読とは?
まず最初に、瞬読とはそもそも何なのか?という説明を受けます。
こちらは前述したように、山中恵美子さんの経歴や、右脳を使うんです!ということを細かく説明してもらいました。
自分が1分間に読める文字数のテスト
説明が終わると、簡単なテストに入ります。
B4くらいの用紙の半分に問題、もう半分には文章が書かれていました。
紙を真ん中で折り曲げて、問題と文章が同時に見えないようにします。
まず最初に問題を見ます。その後裏返して文章を読みます。文章を読み終わったら、各自読み終わったことを申告すると何秒かかったのか教えてくれます。
20行くらいの文章を僕は54秒で読み終え、1分間に444字読めるということが分かりました。
そして問題を解いていきます。問題自体は小学生が簡単に解ける程度の簡単なものです。ポイントは問題も文章も一度も読み返してはいけないということ。
簡単な問題にも関わらず、僕は5問中2問しか正解できませんでした。
これって右脳読み出来たら記憶も定着しやすくなって、問題も一度見ただけで解けちゃうのかなぁ?と思いつつ次のステップに進んでいきます。
パソコンを使って瞬読トレーニング
ここからは実際に右脳を使うトレーニングをしました。
右脳で読むと速く読めるということは分かったのですが、じゃあ一体どうやったら右脳を働かせることが出来るの?みなさんの疑問はそこだったようです。
実際にやったのは、パソコンの画面に写る文字を目で見て、答えるというもの。
パソコンには0.1秒しか文字が写りません。文字が出たと思ったら即座に消えます。それこそ冒頭の動画で中学生がパラパラめくるような感覚で文字を追います。
こんな感じで、文字の順序がバラバラで丸い形になって出てきます。一瞬だけです。
こうすることで、文字をそのまま頭の中に複写するような感覚で見ていかないと文字を理解することが出来ません。
最初は分からなくても1文字でも読めたらそれでOKと言っていましたね。
段々慣れてくると、0.1秒で見たものを映像で思い浮かべる訓練もしていきます。
次の文字は3秒経過すると現れるのでイメージも3秒以内でしないとどんどん進んでいきます。
慣れてくると、縦書きの1行の文章が現れたり。横書きになったり。
最後は2行〜4行くらい一気に文章が出てきます。4行の文章を0.1秒で読むというのは、正直感覚が分かりませんでした。
目線としては、文章を斜めに見ていくそうですがかなり難しかったです。
右脳を使う感覚
パソコンで一瞬で消える文字をひたすら見る訓練をした僕にある変化が。
ただ座ってモニターを見ているだけですが、体が暖かくなってきて頭が疲れた、重いと感じるようになってきたのです。
これは普段使わない右脳を集中的に使ったからだと説明を受けました。これには納得。
無意識的な所を司る右脳、それを意識して使うとこうなるのかと実感しましたね。
そしてここで休憩、運営さんから甘いお菓子をもらいますw
疲労感を感じていたタイミングだっただけにいつもよりとても美味しく感じました。
トレーニング後にどれくらい読む量が変わったか測定
最後に、体験会の締めくくりとして実際に本を読みます。僕が読んだのは「革命のファンファーレ」
本をメトロノームの音に合わせて一行づつ、出来る方は2行〜4行づつ読んでいる方も。
この時に、自分に合った読み方を見つけると言っていましたね。人によって読みやすいスピード、まとめる行数は違ってくるので、マイスタイルを見つけるという意味で色々試しました。
運営さんは、内容が6割くらい頭に入ってくるくらいのスピードで読み進めてくださいと言っていましたが、それじゃ意味なくない?
正直、ここまで来てもメトロノームの音に合わせてやっていると全然内容が分からない!と思ったので、ちゃんと内容が入るようにゆっくりめに進めていきました。
ほんとに速く読める?瞬読体験会の結果
2時間ほどの体験会を終え、一番最後に革命のファンファーレを読み進めた時。
明らかに文字がするすると頭の中に入ってくる感覚がありました。これには読んでいた自分もびっくり!
すごく速く読めているのに頭にその内容が入ってきます。ページをめくったと思ったらすぐに次、すぐに次という感じ。
結果として体験会終了時に僕が読めるようになった文字数は1295文字でした。
わずか2時間ほどで444文字→1295文字
周囲の人と簡単に読んだ内容をシェアもしました。この時に運営さんが言っていた言葉が特別印象に残っています。
「今内容をシェアできなくても、数日経過してからの方が記憶が残っていたりするんですよ」
それは、脳の説明を受けていた時に教えてもらった内容でした。右脳で覚えたことは記憶として定着しやすい。
速読、瞬読うんぬんは関係なしに、右脳で覚えたことはいつまでも覚えているそうです。
99%忘れない読書法ってこういう意味だったのか!と思いましたね。
実際に翌日にこの記事を書いている今も、革命のファンファーレを呼んだ部分を覚えています。
忘れない!と断定は出来ませんが、さらにもっと深く学びたいと思った体験会でした。
瞬読の感想と評判まとめ
実際の所、瞬読の評判はどうだったのか?
これは実際に参加した僕の意見と、周囲の人の反応などを見て思ったことをまとめます。
今回体験会に参加した20名ほどの人全員が、本を読むスピードが体験会前の2倍以上になりました。
速く読めるようになる一番の秘訣は「絶対に達成できる!という強い意志」と力強い言葉で語っていました。
子供の場合は、そういう所に疑問を抱かずに一生懸命できるから成果が出るのも早いそうです。
さらに右脳を使えるようになることで、サッカーでの視野が広がったり、野球でボールをよく追えるようになったり、ピアノを暗譜できたり、人としての能力が上がるといいます。
僕はこの体験会に参加して、もしかしたらこれからの人間の可能性の一端を見たんじゃないかとまで思いました。
瞬読、本を読むということは本当の目的ではない。
「右脳を使いこなす人間になること」言い換えれば、「情報化社会の中でいかに効率よく情報を処理していけるか」この能力を育てていくことが大事なのかな。
今後も僕は瞬読のオンライン講座を受けていく予定なので、都度結果報告として記事を書いていきたいと思っています。
瞬読が気になっていた、体験会に行きたい、本格的に学んでみたいと思った方に少しでも参考になれば幸いです。
オンライン講座での体験も記事にしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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