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仕事の将来が不安な30代へ!すぐにできる8つの対処法と具体策

長いこと仕事を続けてきたけど、このままこの仕事で働き続けるのが不安…。

という30代の方は多いんじゃないでしょうか。

30代にもなると会社で成功も失敗も繰り返してきて、20代の時よりもずっと視野が広がってきます。

プライベートでも、結婚や住居購入などで大きなお金が動く時期でもあります。

とはいっても、働かなくなる年齢はまだまだ先の話ですよね。家族や自分の長期的な将来のイメージはそこまで具体的には見えません。

だからこそ、「不安」って大きくなってくるものです。僕自身も20代後半で結婚して、そこから一気に得体のしれない不安が襲ってきました。

そんな不安をどうにか解消したいと動き始めて10年が経過しようとしています。

今では以前に比べて「仕事の将来が不安…」という状態が改善されたので、この10年間で実際にやってきた不安対処法を8個まとめてみました。

仕事の将来への不安を解消するための前提

まずは、不安を解消するといっても2つの「前提条件」が僕の中でとても大事だと思っています。それは、

不安とともに上手く生きていく方法を考える 

不安な気持ちを意識できていることを認める

不安とともに生きていく

子供ができると「不安」について改めて考えさせられる機会が多いのですが、まだ何も理解していない子供って不安とかないんですよね。

でも小学校にあがるくらいになってくると、途端に外の情報も広がり、それによって不安になることも出てきます。つまり、

「不安」というものはどんな状態のどんな人にもつきまとうもので、もし今の不安が解消されてもまた新たに不安って出てくるものじゃないですか。

不安解消といっておいて最初からなんですが…。

だから、はじめからこう思っておくのが精神安定上いいんじゃないかと↓

不安は人生において、つねにすぐそばにある。消えてもまた新たに湧いてくる。
だから、上手に不安と生きていく方法を考える。

人は思考停止に陥るのが一番怖いことだと思っているので、不安を意識しつつ「どうすればいいかな」と常に考えながら生きていくと決めると、メンタルが随分変わるはずです。

不安に思っているだけだとそれは「後ろ向き」ですが、

不安と上手に生きていこう!だと思考が「前向き」になります。この違いはかなり大きいです。

不安な気持ちを認める

変わりたい!という向上心がない人ってそもそも不安を感じていなかったり、現状の不安を直視していません。

「型」にはまったようにサラリーマンを続けていると、日々の生活はできる世の中になっているので、そもそもあんまり考えなくても生きていけるのが今の日本という国です。

逆を言えばこれってすごい怖いことだと思うんです。そんな中で不安を感じてどうにかしたい!と思っているだけで、一歩前進できていることになります。

様々な視点から情報をしいれて、自分の頭で考えているからこそ不安があるはずなんです。

それは良い将来も悪い将来も自分の中でイメージしているってことですよね。たくさんの選択肢を考えることで少しでもリスクを減らせるわけなので、不安に思うことは悪いことではなく、むしろどんどん迎え入れるべきです。

なので、これからは意識しつつしっかりとその不安に向き合っていくのがいいでしょう。

 

仕事の将来が不安な30代へ!すぐにできる8つの対処法

解消への前提を2つ共有したところで、ここから今すぐにできる不安への対処法を8個紹介していきます。

不安のメリットデメリットを理解する

不安になるデメリットは分かりやすく、行動ができなくなったり考えること自体を避けることです。

完全に後ろ向きな思考になってしまっているので、これでは不安はますます大きくなってしまいます。

逆に、不安によるメリットってどんなものだと考えますか?

僕は、不安こそが仕事の原動力になるし、たくさん考えることの基本になっていると思います。「家族がいること」や「給料が支払われるから」ということも仕事の原動力になりますが、それって紐解いていくと根本では何が仕事の原動力になっているんでしょう?

給料が減っていったら、家族の生活に影響がでるんじゃないか?、という不安と結びついているからこそ原動力になっていると思うんですよね。

原動力として利用できるのであれば、仕事の将来に不安になることはマイナスにはなりません。

将来の不安は仕事のどんな所?

仕事について、一体なにが将来の不安へと繋がっているのか?ここを明らかにすることはとても大事です。

  • 仕事の給料が不安?
  • 仕事の人間関係が不安?
  • 会社の将来が不安?
  • 体力的に不安?

 

1つ、もしくは全部が不安という方もいるかもしれません。

こうやって仕事の将来の中でも、もっと細かく「不安」を分けることで、解決策も違ってきます。

  • 給料が安いからもっと残業しようかな
  • 人間関係が良くないから職場を変えようかな
  • この会社での経験をもとにして転職しようかな
  • 将来的には座ってできる仕事も今から考えようかな

 

こうやって不安を具体的にしていくことで、自分の頭も整理されてどうすべきかをピンポイントで考えることが出来ます。

仕事や自分についてもっと知ること

仕事において不安がある時は、もっと周囲を見て自分を知ることも大切だと思っています。

  • 同期のあいつはなんであそこまで仕事ができるのか?
  • 先輩の判断力の速さってどうやって身についたのか?
  • こんな独創的なアイデアはどこから生まれてきた?

 

自分がどれだけ仕事ができると思っていても、あいつのあそこがすごいって思う所はありますよね。

こちらでもっと詳しく記事にしています。

つまり、トレースできる相手がすぐそばにいるのであれば、もっと自分を高めていけるチャンスがあるってことです。

一段視野を高くしたことで見え方が変わった、という経験は30代になればどんな人にもあるはずです。

いきなり難しいことはできないので、自分が出来ないことを知り、まずは身近な人を利用して新しく体得していければ視野は広がっていきますよね。

自分の中で「知ってる」「できる」ってことには自信もついてくるのが30代です。

だからこそ、知っていることでも出来ていることでも一度振り返ってみて「本当に十分知っているのか」を改めて考えてみるのも不安解消に役立ちます。

これって結局は不安の種をなるべく小さく、少なくすることに繋がっているので、僕自身はわりと効果が大きかったなぁと思っています。

会社の将来をよりよく見通す

30代にもなると、仕事の全体像や会社全体の給与体制、人事体制なども分かってきますよね。

そうすると会社の業績もある程度予想がつくし、10年後に自分がどうなっているのかを想像できるようになってきます。

これはもっとしていくべきで、上司と仲良くなって最新情報を手に入れたり、先輩や上司の給与事情なども引き出したい所。

特に5年くらい先を行っている先輩などがリアルかもしれませんね。

そうやってどんどん情報収集していくことで、今からくっきりと将来を予測することができます。

分からないままにしておくことで不安も増長されるので、周囲への聞き取りを普段からしておくことは重要です。

実際に行動することを見つける

不安に対して向き合い、何に不安になっているのか分かってきたら行動につなげましょう。

はっきり言えば、行動しないことには何の意味もないですよね。

会社外のセミナーに行ってみたり、英語を習ってみたりして自分を高めることはもちろん役に立ちます。

僕は飲食関係の仕事をしていたので、パソコンを使うという基本的なところを習得したりすることは新しい発見でした。

不安を元にして、今自分に何ができるのかを考える。自分の中で答えが出たらまずはやってみる。これで行動まではできていることになります。

失敗したらそれは糧になるので、最終的な成功に繋がっていると信じて行動を起こしていくべきだと思います。

仕事の交換ではなく、更新が重要

仕事の将来が不安な時に、勢いにまかせて「交換」に走ってしまわないように考えたほうがいいです。つまり、

  • 給料やすいから、こっちの良さそうな会社に転職しよう
  • 上司が合わないから職場を変えよう

 

転職をすすめるサイトって最近はかなり多いですが、「転職をすすめるありき」の構成で記事にしているので、転職さえすればいいという安易な考えはかえって危ないです。

もし給料が安いと悩んでいたのなら、転職することでもっと給料が上がればそれで悩みは解決するかもしれません。

ですが、本当に大事な部分は「交換」ではなく「更新」です。

会社を変えるだけでは、その会社に頼り切っていることに他なりませんので、転職を考える上でも「自分を更新する」という視点から熟考したほうがいいでしょう。

つまり自分の中にスキルとして蓄積されていくような働き方、キャリアの積み方をしていくべきだということです。その会社でしか通用しない成長の仕方って、今の時代性からいくと長期的に見て怖いです。

これだと、仕事に関してもっと良くしていくというわけではなく、「自分自身の成長につなげていく」という視点だからです。

僕は以前、先輩にこう言われたことをよく覚えています。

「やりたくない仕事があれば、それを積極的に志願してやっていくようにしろ。」

たつ
たつ
「えぇ〜?!」と思いましたが、裏話も一緒に聞くことですごく納得してしまいました

やりたくないってことは、自分が得意だと思っていないから、知らない部分が多いからだ。だったら積極的にそれに関わっていくことで、その仕事をもっと知って出来るようにならなければいけない。

やりたくないことを自分からやるようになったら周囲の目、特に上司の目が変わっていきました。

「転職」自体にはやっぱり意味がないですし、どこに行ったとしても自分自身を更新していく視点ってすごく大事だと思います。

理想の未来を起点にする

仕事の現状だけを見ているから、そこから将来を想像することで不安になります。

現状は「事実」であって自分が望んでいる「理想」とイコールかというとそうではありません。

じゃあどうすればいいの?ってなるんですが、まず最初に「仕事における理想の未来」を想像します。

そこを起点にして、そこにたどり着くには今どうすれば良いのかを考えます。

  • 給料は◯◯円くらい
  • 休みは何日
  • 将来の役職は◯◯

 

理想の未来を起点にすると、現在を見て不安になっている自分は何の意味もないことが分かります。

未来が不安なのであれば、まず最初に不安が少ない理想の未来を自分の中に決めてみましょう。

そして不安の少ない理想の未来を目指すことで、だんだんと仕事の将来に対する不安は小さくすることが出来ます。むしろワクワクしちゃって作業効率が上がること間違いなしですよ!

仕事は楽しい

仕事の将来に不安がありながらも、

  • 理想の未来を起点にし
  • 不安を原動力にして
  • 自分自信を成長させ
  • 具体的な行動を起こしてみる

 

このように実際に行動していくことで少しでも不安が解消されていくはずです。そしてその過程で「仕事が楽しい」と思えたらこのサイクルは更に加速します。

やっぱり新しいことが出来るようになれば「よっしゃ!」って思いますし、単純に楽しさが湧いてきますよね。

それが会社の利益だけのためのものではなく、自らの中に蓄積されていくスキルであればなおさら楽しいはずです。

「楽しい」は仕事に関わらずすべての原動力になると思いますので、そのステージを目指していけたら理想ですね!

仕事の将来が不安なときにできる具体策とは?

まずは不安とちゃんと向き合い、自分を落ち着けられるマインドになることはものすごく大事です。

その上で、誰にでもできる具体的な行動としては以下が挙げられます。

  • 趣味の時間を作る
  • 習い事をする
  • ペットを飼う
  • 副業する

 

趣味の時間を作る

仕事が楽しい!という人であっても、他にもやりたいことや好きなことってたくさんありますよね。

お酒が楽しみだったり、ランニングして汗をかくことだったり、映画館に行ったり読書したり。

仕事一辺倒にならずに、仕事とはまったく関係のない趣味に時間を割いてみるのはいい気分転換になります。

そうすることで、また月曜からの仕事の効率も上がりますよね!

習い事をする

趣味とはちょっと違って、新しい資格に挑戦したり、英会話教室にいってみたりという「ちょっとしたチャレンジ」として習い事もおすすめです。

仕事でチャレンジすることは多いと思いますが、趣味ではないけどこんなことも得意になれたらいいな、と思うことは誰にでもあるはずです。

ボクササイズとか、ヨガ、スカイダイビングなど、人によっては絶対に選択しないような習い事だったりアクティビティを体験してみるのもいいと思います。

仕事とは違うことに時間を使いたくなるきっかけになるので、仕事の効率があがったりすることもあってかなりおすすめできます。

ペットを飼う

ペットを飼うだけで毎日の帰宅が楽しくなりますし、ぼーっと眺めてるだけで癒やされることは多々あります。

そうすることで将来を不安に思うより、明日もがんばろ!と気持ちを切り替えることも出来ます。

ペットを通してでしか知り合えない人間関係も築けると、いろんな職種の人と交流できて輪が広がりますよね。

副業する

会社の将来が不安であれば、もう自分でお金を稼ぐしかない!というのも1つです。

額面でプラス3万円でも増えれば、生活資金はかなり違いますし、安心も増えます。

今は副業といっても家の中で完結するものもあったりして、政府もこれを推奨しています。会社以外の収入源を作れたら、かなり不安解消に繋がります。

将来の不安解消のために実際にとった行動

僕の場合は、会社の将来の不安の中でも特に、

このまま10年経過してもそこまで給料が変わらないぞ…。

この不安が一番大きかったです。

上司や5年上の先輩から給料のことを聞くと、上がらないとは言わないまでもほとんど変わらないことが分かりきっていました。

 

それどころか、役職があがることで拘束時間が増えることも身近に感じていましたし、会社自体が30年も40年も続くのかっていうのは、ニュースを見ていなくたって想像できます。

そこで僕がとった行動は「副業」です。

会社の昇進を待ってられない、待っていたとしてもそこまで時間における給料は変わらない。であれば、他に仕事や収入源を増やすしかないなと思ったわけです。

なにより、今すぐ始めようと思えばできるわけなので、不安を少しでも小さくするのには有効でした。

会社とは違う収入源を作る

僕の場合は、ブログという副業に挑戦しました。

リスクなしで今すぐ始められるとあって、軽いノリでやってみました。ネットで調べまくって2ヶ月ほどして挫折しますが(笑)

ただ家でパソコンがあればできるとあって、本業が体力仕事だったので副業でもからだを酷使するのはムリと思いWEB系を選んでみたんです。

ブログですでに収益化できている人のサイトを読み漁り、よりハードルの低そうな収益化方法を見つけて月1万円を目指すところから始めました。

会社とは違うコミュニティで学ぶ

これはチャレンジ感覚と自分自身を成長させるという意味で、会社とは関係のないコミュニティに身を置くことにしました。

会っている人の影響を受けやすいのが人間だと思うので、まずは全く違う価値観のコミュニティで新しい感覚を学んでみようと思ったんです。

これが大成功で、今まで知らなかった知識を知ることのワクワクがあったり、なによりもマネタイズに繋がるからこそどんどん吸収できました。

この当時は不安なのは変わりないんですが、全く違う働き方・生活をしている人と関わると、今までの「普通」に疑問を抱くように。

身を置く環境が変わるだけで人生が変わる、という感覚を生で味わうことができたんです。なによりも仕事にはない「楽しさ」があったので、本業とのデュアルワークもこなせました。

正しい方向にがむしゃらになる

子供が生まれてから会社の将来に対する不安は益々大きくなっていきましたが、当時はその不安からとにかくがむしゃらに働く時間を増やしました。

でも途中で立ち止まって気づいちゃったんです。

がむしゃらに働くことで不安解消に繋がっているのか?…冷静に考えると、こう思ってしまったんですね。

僕の中で一番の不安の種であった「給料」問題を解決できる答えが「長時間働く」ということだと思っていたわけですが、

そうじゃないと分かったからこそ、副業をして会社とは別の収入源を作るのが先決で、この方向と順番が正しいことをまずは理解しました。

僕が目指す未来像を実現するためには、今副業で収入源を増やしておくことは間違っていないと「理想の未来を起点にして」考えることが出来たんです。

方向性がカッチリ決まったら、あとはその方向に自分のリソースである時間を使うだけです。この時もまだ不安はありますが、やるべきことがはっきりしているので、先行きの見えない不安とは明らかに違う種類のものだったと記憶しています。

結果としては会社を辞めて独立していますが、今も不安はあります。

ただそれも会社員時代にかかえていた不安とは違い、ワクワクや前向きといった自分自身で克服していける不安に変わったんですね。

まとめ

仕事の将来への不安に対処するための方法を8つ紹介しました。

まずは不安とともにこれからも生活していくことと、不安に思うことは成長への一歩だと思えたら前向きになれます。

1.不安のメリット・デメリットを理解する

2.将来の不安は仕事のどんな所なのか

3.仕事や自分についてもっと知る

4.会社の将来をよりよく見通す

5.実際に行動することを見つける

6.仕事の交換ではなく更新が重要

7.理想の未来を起点にする

8.仕事は楽しいと思える

対処法や具体策を実際に書いてみた共通点は、環境が変わることで何かしらの変化が起きているってことと、どの事項も今のままを維持するのではなく不安なりにも変化を起こしていくことが大事なんだなということです。

1つでも参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

仕事一辺倒の普通の会社員だった僕が
どうやって家族との時間と収入を両立させたのか
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