こんにちは、たつです。
最近は父・母ともにフルタイムで働いていて、朝から忙しくしている家庭が多いですよね。
時間の流れが早い世の中にいるのに、うちの子のご飯を食べる速度の遅いこと遅いこと・・・。
子供がご飯を食べるのがいつまでも終わらない。次の一口を口に持っていかない。いつまで食べてるんだ・・・。結局残すのかい!といつも食卓はそんな感じ・・・。もう完全に時間の流れに逆らっていますw
そんなときついつい出てしまうのが「時間ないよ早く食べて!」「早く食べなさい!」
そんな事言われても早く食べないと分かっているのに言ってしまいがちです・・・。
でも大人の生活スタイルを強要させるつもりはないんですよ。それでもちょっとくらいは時計を見て動いてくれないかなという部分もあります。
今回は「子供がご飯を食べるのが遅すぎる」ことの原因を考えてみました。
原因がわかれば、子供のリズムと親のリズムを合わせてすこしでもスムーズに予定を消化していけるはず!
さらにイライラせずに済んだら家庭も笑顔にあふれてハッピーですよね!
子供がご飯を食べるのが遅すぎる原因は?
まったく子供が食べてくれないということはないですが、食べるのが遅いとその後の予定も消化できずに親は困ってしまいます。
だいたい1時間も食事していると、かなり長い時間食べている印象がありますよね。その原因はいったいなんなのか?考えてみるとけっこう思いつきます。
- お腹が減っていない
- 食事がマズイ
- 食材が硬い、食べにくい
- もともと食が細い
- 嫌いな食べ物がある
- 違うことに注意が向いている
お腹が減っていない
これが一番の原因である可能性は高いはずです。
今は飽食の時代なので、手を伸ばせばすぐに食べ物にありつけます。幼稚園や保育園でのおやつ提供もありますし、そもそも夕食時に空腹感がないとご飯を食べ進める気分にもなりません。
これって大人も一緒ですよね。
子供がなぜ食べるのが遅いのか分からなくても、子供の思考は単純なものです。
「食べたくないから食べない」
つまり生物として「食べなければ」という危機感がないから食べないことになります。
日中に体を動かす時間が少なかった、夕食の数時間前にお腹に食べ物を入れたという物理的な原因があれば対策は簡単です。
水分をたくさん取ることでお腹がいっぱいになっていることも考えられます。特に炭酸飲料やジュースはたくさん飲んでしまいがちなので注意が必要です。
食事がマズイ
これも単純な思考によるものです。
作った方からしてみれば酷な話ですけどね・・・。
自分で美味しく作ったつもりでも子供が食べないのは日常茶飯事。こんなに美味しい料理をなぜ食べないんだろう?と疑問に思っちゃいます。
特に野菜は「苦い」とか「青臭い」部分が多々あるので、食べない子は多いですよね。
そして味付けの濃い料理も「マズイ」と感じる入り口です。
人は世界共通で「甘み」を「美味しい」と感じます。野菜や肉なども「旨味」が出ている料理は甘く感じますよね。
塩や醤油で味付けを濃くする料理は、甘みを出した上で少しの塩味を足すことで甘さをさらに引き立たせるような味にしてみてはいかがでしょうか。
食材が硬い、食べにくい
丁度いい硬さで茹でられたブロッコリー、青みが残ったままのピーマン、シャキシャキとした歯ごたえのニラ、などなど、大人が美味しいと感じる食材は「味」と「歯ごたえ」が両立したものが多いです。
実際に美味しいですからねw
でも子供にとっては歯ごたえがあると「味」の嫌な部分(苦味や青臭さ)もより感じられるのかな?と見ていて思うのです。
いい意味で子供の舌はとても敏感で、それゆえに食材のマイナスな部分を感じ取る能力も高いです。
僕は保育園から「給食は残さず食べておかわりもする」という報告を受けて、家庭料理と給食は何が違うのか考えたことがありました。
実際に前の職場で給食を作っていたこともあるので、その違いはすぐに分かりました。給食は
- 食材がクタクタ
- 小さく切られている
- 味付けが薄い
給食は完全に火を通さないといけないルールになっているので、食材がクタクタになりがちです。でも結果としてそれが食べやすいのかなと。
食材の硬さは子供にとって「食べにくい」という一個の障壁かもしれません。柔らかくしてその障壁を一個取り除いてみるとより食べやすくなります。
給食は味付けも薄く、食材そのものの味を活かした甘みが出ています。
子供が嫌いなのは食事ではなくて、食材の硬さや食べにくい大きさだからかもしれません。試してみてください。
もともと食が細い
もともと食が細い子かもしれません。
たったこれだけしか食べないの?と心配になるほど食が細いと将来も心配になってしまいますが・・・。
でも食が細いのに「食べなければいけない」状況になっていたらかなり苦しいですよね。
そんな時は食べることが楽しい!と思う所から始めてみてはいかがでしょうか。
嫌いな食べ物がある
嫌いな食べ物があると子供はとたんに食べなくなります。
食卓にそれが並んでいるだけで食べるスピードや意欲が落ちているのが分かりますよね。
これは嫌いな食べ物だと認識している原因がなんなのか知らなければいけません。
「味」「歯ごたえ」「匂い」「色」などのどこに嫌いと感じているのか見定める必要があります。
「歯ごたえ」なら切り方を変えてみる、「匂い」なら取り除く工夫(下茹でやごま油など)をしてみる、などが必要かもしれません。
嫌いな食べ物を小さくして見えなくすると食べたりします。つまり子供は嫌いな食べ物を目で見て判断するところが大きいので、気づかなければ食べられます。
うちの子は卵が苦手で食べません。完全栄養食品と言われているのになんで食べないかなぁと思っちゃうんですがw
でもソーセージや玉ねぎなどを入れてキッシュのようにすると食べます。卵そのものをそのまま出すとNGなのですが、形を変えることでなにか抵抗感が無くなるようです。
こういう所から徐々に工夫していくと食べられるようになってくるはずです。
違うことに注意が向いている
これはご飯を食べる前段階。そもそも食卓に来ない。テーブルを囲まないという子供も多いのではないでしょうか。
うちの子たちはこれがかなりありますw
やっと食卓を囲んだと思っても、一口も食べないとすでにこの時点でイライラもMAX!
総合的な理由がありそうですが、そもそもお腹が空いていないと食卓を囲もうとしない。
今遊んでいることやテレビに注意が向いていて食事を始めないということが原因にあると思います。
テレビがついているのであれば食事を始める時に消すのではなく前もって消しておくことが必要でしょう。
遊びに夢中であれば、それは好奇心が抑えられていない状態で決して悪いことではありません。むしろその遊びに対して集中力が高まっているので、子供が成長している瞬間でもあります。
親は事前にそれを察知して、前もって「いついつになったらご飯の時間だよ」とか「これとこれを遊んだらご飯にしようか」などの声がけをして子供の遊びに対して理解を示してあげていると、その後の食事もスムーズに移行してくれるハズ。
対策を知りイライラを回避!
家庭ごとに原因が分かれば対策も見えてきますよね!
- 子供の空腹感を調整
- 料理の味や食材の硬さの調整
- 子供の今の行動に理解を示す
などの工夫をしていくことで自然と食卓に来てくれるよう誘導します。
さらに
- 食事を楽しい時間にする
- 食べること自体が楽しいと認識させる
この2つがとても大切になります。
特に大事なのは「子供の空腹感を調整」すること。
空腹感を調整することの大切さ
一番重要で、一番難しいのがこの「空腹感」を味わわせること。
なんども言うようですが、子供の思考は単純そのものです。
お腹が空いていれば食べます!これだけは断言できます。
貧しい国とは違い、「食べられることの有り難さ」を感じにくい日本の子供たち。
「空腹は最高の調味料である」という言葉が有名なように、腹が減っていればなんでも美味しいと感じるものです。
食べない、食べるのが遅すぎる対策で「空腹を味わわせる」ことは一番効果があります。
酷なようにも思うかもしれませんが、度が過ぎて食べるのが遅い時は、一食抜かして次の食事まで我慢させる。ということも一度はやってみてもいいのではないでしょうか。
食事は楽しいと認識させる
子供が食べない、食べるのが遅いと食卓もなんだか楽しくない雰囲気が漂ってしまいます。
そうなってしまっては次の日もまた次の日も食事が楽しくないものになっていきます。
これってかなり難しいですよね、遊びながら食べてほしくはないし。
今日の出来事を子供に聞いたりしながら、楽しく食事の時間を過ごすという意識で少しづつ子供にも分かってもらうしかありません。
メリハリをつけて「今日は黙々と食べる日」としてもいいかもしれません。
さらには子供に夕食の手伝いをしてもらう、味見をしてもらうというのも「食事が楽しい!」に繋がる一個の要素になります。
作ることの楽しさも経験させるとより「食べたい!」という気持ちも増すと思います。
どちらにしてもまずは親が手本になり食事が楽しいと感じながら食べるのがいいですね。
まとめ
子供がご飯を食べるのが遅すぎる原因は?
お腹が減っていない
食事がマズイ
食材が硬い、食べにくい
もともと食が細い
嫌いな食べ物がある
違うことに注意が向いている
そしてこの原因に対してできる対策は
子供の空腹感を調整
料理の味や食材の硬さの調整
子供の今の行動に理解を示す
食事を楽しい時間にする
食べること自体が楽しいと認識させる
食べるのが遅いなぁと感じた方はぜひ試してみてください!
子供が食べるのが遅いというのは、子供が小さい頃の特有の悩みではないでしょうか。
そのうち学校生活や塾、部活動でお腹を空かせて帰ってくるようになれば、親よりも早くたくさん食べるようになるはずです。自分もそうでしたw
今のこの状況もすぐに終わってしまうものだと分かっていればあまり怒ったりイライラしたりせずに「貴重な時間」と捉えることも出来るかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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