この記事では、アドセンス広告を効果的に収益アップする貼り方についてまとめています。
アドセンス審査に合格したら、広告もただ貼れば良いというものではありません。間違った貼り方をすると収益が下がってしまったり、Googleから注意を受ける可能性も。
今回はブログで累計で2500万PV以上を集めた経験やデータから、一番効率のいいアドセンスの貼り方と位置を紹介します。

その人のブログジャンルや、マネタイズする方法を複数用意するかどうかによっても違ってきますが、一つの参考にしていただければと思います。
効果的に収益アップするアドセンスの貼り方は?
最初に結論を書いてしまいますが、僕の中で一番効果的に収益アップできるアドセンスの貼り方の基本は以下の通り。

これは基本的な部分になるので、細かい調整は必要です。
アイキャッチ下に設置するアドセンスは、レスポンシブ対応で横長のものを選びます。

そして目次上、見出し上と記事の一番最後、サイドバートップには、レスポンシブ対応のスクエアタイプを設置します。

このように広告を貼る前は、僕の場合はアイキャッチ下には広告を入れていませんでした。そして本文内の広告もかなり数を絞って貼っていました。
アドセンスを貼る数は?
アドセンスを貼る数はとても重要です。短い文章量の記事にいくつもペタペタ貼ることもできないので、
- アイキャッチ下
- 目次上
- 記事下
この3つは固定で、文章中にある見出し上には
- 1000文字で1個のアドセンス
- 2000文字で2個のアドセンス
- 3000文字で3個のアドセンス
だいたいこれくらいの間隔でアドセンス広告を入れます。
アドセンスを貼る位置は?
そもそも読む人は「広告をいらないと思っている」ので、広告がなければノーストレスで読みすすめることが出来ます。
でもそれでは収益化できないので、読む邪魔をしないような位置にアドセンス広告を貼ります。
なので、話題が途切れる「見出しと見出しの間」に広告を入れるのが最適という印象です。そして、読む人は最後まであなたの記事を読んでくれるとは限りません。
僕は時と場合によっては、最後の見出しがまとめになるので、まとめ見出しの上には広告を貼っていません。
記事の前半にはより多く配置して、後半にかけて少なくしていきます。
広告がクリックされやすい場所はどこ?
記事内でも、広告がよくクリックされる場所とされにくい場所が存在します。
アドセンス以外の広告会社の担当者や、アドセンスの分析をしたりというデータを見比べた結果、クリックされやすい場所は
- アイキャッチ画像下
- 目次上
- 記事下
この3つです。
記事下に関しては、アドセンスの「関連コンテンツ」を貼っているブログも多数ありますよね。記事が終わった後の関連コンテンツは意外とクリックされますので、開放されたら忘れずに設置しておきましょう。
効率の良い貼り方に変えてから収益はどれくらいアップしたのかというと、約1.3倍アップしました。
アドセンスの貼り方を変えた時の収益詳細
アドセンスの貼り方を変えて、目に見えて収益の変化やクリック率の変化があったのが2回あります。その時の情報も含めて、今回のおすすめの貼り方になっています。

上図は、僕のブログの全期間のアドセンスのクリック率(ページCTR)の数字変化です。
ページCTRが1%ならば、「100回記事を見た時に広告が1回クリックされた」ことになります。
転換点は大きく分けて2つあって、
- 一度目は関連コンテンツを開放した後
- 二度目はアドセンスの貼り方を効率化した後
です。
関連コンテンツを開放した後は、まだまだアクセス数が少ないので収益にそこまで違いはありませんでした。(一日200円UPとか)
それでもページCTRは、「1.43%→1.94%」に上がりました。
二度目の転換点では、ページCTRは、「1.61%→2.38%」に上がっています。
その後は一瞬2.0%を切るときもありましたが、平均で2.4%を維持しています。二度目の転換点では、完全にアドセンス広告が最適化されていたので、収益にも驚くほどの差が出ました。

2018/8
PV数740,454
収益¥238,453
ページCTR1.61%

2018/9
PV数72,806
収益¥325,515
ページCTR2.38%
こちらを比較しても分かる通り、2018年の8月と9月で同じくらいのアクセス数にも関わらず、ページCTRが0.77%上がり収益額にすると約9万円UPしています。
同じアクセス数で9万円の差は大きいですよね!
まとめ
効果的に収益をアップするアドセンス広告の貼り方、貼る数、貼る位置をまとめました。
最終的にブログ全体をみるとこのようになります。
アイキャッチ画像下・・・レスポンシブ横長広告
目次上・・・レスポンシブスクエア広告
見出し上・・・レスポンシブスクエア広告
記事下・・・レスポンシブスクエア広告
記事下・・・関連コンテンツ
サイドバートップ・・・レスポンシブスクエア広告
ぜひ参考にしてみてください。
最後に、自分のブログジャンルとの相性もありますので、数ヶ月単位でデータを見直してみて自分のブログに最適な広告の貼り方を見つけるのがおすすめです。